「せかいがふたりをわかつとも」
- おふらんど

- 2019年5月26日
- 読了時間: 2分
新作を公開した。これは、前にも言ったのだが1年半ほど前に完結していたものの萌えダメになっていると感じ投稿できなかった作品である。のでサイトの方だけで公開とし、小説家になろうには投稿しないでおこうと思う。
あらすじを載せておこう。
退屈で寂しい毎日をイマジナリーフレンドと共に送る西東部音梨の前に
異世界から美しい男・セルマが突如として現れ、
龍の血族のために自分と結婚して欲しいと頼んで来た。
いきなりのことに困惑するも、結局は了承する音梨。
そこに恐ろしい魔女が待ち受けているとも知らず……。
異世界トリップ人外婚姻ものです。
不穏で時々殺伐とし、暴力的な表現・流血表現があります。
特に後編のメイン人外がちょっと容赦ないです。
とはいえハッピーめなエンド。
前編:包容力のある人外(龍)× 明るく孤独な少女 (甘い関係)
後編:冷徹執着人外(人喰い獅子)→ 殺意強め少女 (激辛関係)
前後編。
前編20話、後編12話 完結済み
(各話の長さがバラバラですがお許しください…)
私はハーレクイン小説的展開・少女漫画的展開が好きなので、今回は唐突に現れた人外の男と婚姻することになる王道展開で書いてみた。
王道な気がするがパッと例えが思いつかない…。好きな設定なのだが。
私はファンタジーものの世界観を作るのがあまり得意でなく(考えすぎてうまくまとまらなくなる)、そのため今回もふわっとした世界観だ。イメージはトルコ、中国、その辺りだ。
人の姿をした幻獣たちが住まう世界で、前編の主人公は龍の末裔の男と、後編の主人公は人喰い獅子の男との組み合わせとなる。
この後編の設定が個人的にめちゃくちゃツボで、そのせいでちょっと独りよがりな話になってしまった。二人の関係から主人公の置かれた状況、最後の終わり方まで自分の好みを詰め込みすぎてしまい、私にしかウケないのではないかと思っている。まあ自分のために書いているようなものなので気にすることもないのだが。
今回は特に驚くような仕掛けはない。
ヤンデレはいる。
あと、登場人物たちの名前は芸術家の名前のアナグラムになっている。
西東部音梨(サイトウブ オンリ)→サイトゥオンブリー
ルシャンデュ・セルマ→マルセル・デュシャン
ヨゼボ・フィース→ヨーゼフ・ボイス
名前を考えられなかっただけなので特に深い意味はない。他の登場人物たちも全員アナグラムになっているので暇な人は誰か当ててみてね。

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